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きっしょうてん
ふりがな文庫
“きっしょうてん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
吉祥天
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
吉祥天
(逆引き)
ただ、西の
方
(
かた
)
遥
(
はるか
)
に、
山城国
(
やましろのくに
)
、
浄瑠璃寺
(
じょうるりでら
)
、
吉祥天
(
きっしょうてん
)
のお写真に似させ給う。
白理
(
はくり
)
、
優婉
(
ゆうえん
)
、
明麗
(
めいれい
)
なる、お十八、九ばかりの、
略
(
ほぼ
)
人
(
ひと
)
だけの坐像である。
七宝の柱
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
金堂の内部には本尊の薬師如来
坐像
(
ざぞう
)
を中心に、
弥勒
(
みろく
)
、
吉祥天
(
きっしょうてん
)
、
毘沙門
(
びしゃもん
)
、地蔵の仏体が並んでいるが、四
躯
(
く
)
とも平安時代の木造である。装飾らしいものは何もない。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
地蔵、観音、
勢至
(
せいし
)
、
文殊
(
もんじゅ
)
、
普賢
(
ふげん
)
、
虚空蔵
(
こくぞう
)
などある。それから
天部
(
てんぶ
)
という。これは
梵天
(
ぼんてん
)
、
帝釈
(
たいしゃく
)
、弁天、
吉祥天
(
きっしょうてん
)
等。次は怒り物といって忿怒の形相をした五大尊、四天、十二
神将
(
じんしょう
)
の如き仏体をいう。
幕末維新懐古談:07 彫刻修業のはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
たとえば船乗は
船魂
(
ふなだま
)
神社を
祀
(
まつ
)
り、大工左官は聖徳太子を
崇
(
あが
)
め、魚屋は
恵比須
(
えびす
)
を、裁縫師は
伎芸天
(
ぎげいてん
)
を、三味線や琴の師匠は
吉祥天
(
きっしょうてん
)
を祭ると云ったように、それぞれの職域を神聖なものとして
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
四隅に護持する
増長
(
ぞうじょう
)
、
持国
(
じこく
)
、
広目
(
こうもく
)
、
多聞
(
たもん
)
の一丈の四天王をはじめ、この間に佇立する
梵天
(
ぼんてん
)
、
帝釈天
(
たいしゃくてん
)
、
密迹王
(
みっしゃくおう
)
、
金剛王
(
こんごうおう
)
、
不動明王
(
ふどうみょうおう
)
、地蔵尊、弁才天、
吉祥天
(
きっしょうてん
)
、及び北面する秘仏、
執金剛神
(
しゅうこんごうじん
)
等
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
きっしょうてん(吉祥天)の例文をもっと
(3作品)
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