“持国”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じこく50.0%
もちぐに50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
四隅に護持する増長ぞうじょう持国じこく広目こうもく多聞たもんの一丈の四天王をはじめ、この間に佇立する梵天ぼんてん帝釈天たいしゃくてん密迹王みっしゃくおう金剛王こんごうおう不動明王ふどうみょうおう、地蔵尊、弁才天、吉祥天きっしょうてん、及び北面する秘仏、執金剛神しゅうこんごうじん
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
もとより雲州うんしうは佐々木の持国もちぐににて、塩冶は三一守護代しゆごだいなれば、三二三沢みざは三刀屋みとやを助けて、経久をほろぼし給へと、すすむれども、氏綱はほかゆうにして内おびえたる愚将なれば果さず。かへりて吾を国にとどむ。