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きちれい
ふりがな文庫
“きちれい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
吉例
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
吉例
(逆引き)
百難
皆除
(
かいじょ
)
の
御神符
(
ごしんぷ
)
となります段を、
氏子中
(
うじこじゅう
)
申伝
(
もうしつた
)
え、これが
吉例
(
きちれい
)
にござりまして、従って、海つもの山つものの献上を、は、はッ、御覧の如く清らかに
仕
(
つかまつ
)
りまする儀でござりまして、
偏
(
ひとえ
)
にこれ
多神教
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
吉例
(
きちれい
)
四國なれば
上野國
(
かうづけのくに
)
にて廿萬石下總國にて十萬石甲斐三河で廿萬石
都合
(
つがふ
)
五十萬石上野國
佐位郡
(
さゐのこほり
)
厩橋
(
うまやばし
)
の
城主格
(
じやうしゆかく
)
に御座候と
辯舌
(
べんぜつ
)
爽
(
さわやか
)
に申述
猶
(
なほ
)
申殘しの儀は明日成せられ候
節
(
せつ
)
越前
直々
(
ぢき/\
)
に言上仕つり候と申
演
(
のべ
)
終
(
をは
)
れば伊賀亮是を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
此
(
こ
)
のあたりに
住
(
すま
)
ふなる
橙
(
だい/\
)
の
長者
(
ちやうじや
)
、
吉例
(
きちれい
)
よろ
昆布
(
こんぶ
)
の
狩衣
(
かりぎぬ
)
に、
小殿原
(
ことのばら
)
の
太刀
(
たち
)
を
佩反
(
はきそ
)
らし、
七草
(
なゝくさ
)
の
里
(
さと
)
に
若菜
(
わかな
)
摘
(
つ
)
むとて、
讓葉
(
ゆづりは
)
に
乘
(
の
)
つたるが、
郎等
(
らうどう
)
勝栗
(
かちぐり
)
を
呼
(
よ
)
んで
曰
(
いは
)
く、あれに
袖形
(
そでかた
)
の
浦
(
うら
)
の
渚
(
なぎさ
)
に、
紫
(
むらさき
)
の
女性
(
によしやう
)
は
誰
(
た
)
そ。
月令十二態
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
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