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ききて
ふりがな文庫
“ききて”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
聴手
42.1%
聴者
18.4%
聴衆
13.2%
利手
7.9%
聞手
7.9%
聞人
2.6%
聞者
2.6%
聴客
2.6%
質問者
2.6%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
聴手
(逆引き)
うしろの空地では、書生節のヴァイオリンと、盲目乞食の浪花節とが、それぞれ黒山の
聴手
(
ききて
)
に囲まれて、一種異様の二重奏をやっていた。
猟奇の果
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
ききて(聴手)の例文をもっと
(16作品)
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聴者
(逆引き)
盲人は懐旧の念に堪えずや、急に言葉を止めて頭を垂れていたが、しばらくして(
聴者
(
ききて
)
の
誰人
(
たれ
)
なるかはすでに忘れはてたかのごとく熱心に)
女難
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
ききて(聴者)の例文をもっと
(7作品)
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聴衆
(逆引き)
その間も楽堂の舞台では、
拙
(
まず
)
い音楽が続けられていた。そして
聴衆
(
ききて
)
は根気よく静かに耳を傾けている。
沙漠の古都
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
ききて(聴衆)の例文をもっと
(5作品)
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利手
(逆引き)
ひらりと身を捻った新九郎は、目の前へさッと落ちた白刃を見るや否、相手の
利手
(
ききて
)
を小脇にグイと捻じ取ってふと気づいた。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ききて(利手)の例文をもっと
(3作品)
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聞手
(逆引き)
それについては実に長々しい物語があるのだし、又
仮令
(
たとえ
)
その
煩
(
わずらわ
)
しさを我慢して話をして見た所で、私の話のし方が下手なせいもあろうけれど、
聞手
(
ききて
)
は私の話を容易に信じてはくれない。
孤島の鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
ききて(聞手)の例文をもっと
(3作品)
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聞人
(逆引き)
「
相対
(
あいたい
)
では私がどんな我儘なことを云うかも知れないからお増は
聞人
(
ききて
)
になってくれ。民子はゆうべ一晩中泣きとおした。定めし私に云われたことが無念でたまらなかったからでしょう」
野菊の墓
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
ききて(聞人)の例文をもっと
(1作品)
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聞者
(逆引き)
併し、
聞者
(
ききて
)
の紋三は相手の
饒舌
(
にょうぜつ
)
が何を意味するものか、一寸見当がつかないのだ。
一寸法師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
ききて(聞者)の例文をもっと
(1作品)
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聴客
(逆引き)
しかしこれにも女役者同様、男まさりの上手も現われて、真の
聴客
(
ききて
)
を喜ばせたことは申すまでもない。
明治世相百話
(新字新仮名)
/
山本笑月
(著)
ききて(聴客)の例文をもっと
(1作品)
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質問者
(逆引き)
「へい、そんなもので。」
質問者
(
ききて
)
は何だか腑に落ちなささうな返事をした。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
ききて(質問者)の例文をもっと
(1作品)
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きくひと
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