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聞手
ふりがな文庫
“聞手”の読み方と例文
読み方
割合
ききて
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ききて
(逆引き)
裁縫がえりの網代の娘と分っても、そのうつくしい顔といい
容子
(
ようす
)
といい、月夜の真夜中、折からと申し……といって揉み分けながらその
聞手
(
ききて
)
の糸七の背筋へ頭を下げた。
遺稿:02 遺稿
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
それについては実に長々しい物語があるのだし、又
仮令
(
たとえ
)
その
煩
(
わずらわ
)
しさを我慢して話をして見た所で、私の話のし方が下手なせいもあろうけれど、
聞手
(
ききて
)
は私の話を容易に信じてはくれない。
孤島の鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
金谷先生がそういうと、
聞手
(
ききて
)
の先生たちはみんな笑った。
少年探偵長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
聞手(ききて)の例文をもっと
(3作品)
見る
聞
常用漢字
小2
部首:⽿
14画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
“聞”で始まる語句
聞
聞説
聞済
聞分
聞咎
聞惚
聞書
聞糺
聞人
聞合
“聞手”のふりがなが多い著者
江戸川乱歩
海野十三
泉鏡花