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きがか
ふりがな文庫
“きがか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
気懸
92.0%
氣懸
8.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
気懸
(逆引き)
怪漢は縛られたまま廊下に
俯伏
(
うつぶ
)
せになって転がっていたが、動こうともしない。その横をすりぬけて、私達は
気懸
(
きがか
)
りの事件の部屋へ行ってみた。
ゴールデン・バット事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
ただ御本を読むのなら、何も錠まで
卸
(
おろ
)
さなくてもと、そんな一寸したことまでが、
気懸
(
きがか
)
りの種になるのでございます。
人でなしの恋
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
きがか(気懸)の例文をもっと
(23作品)
見る
氣懸
(逆引き)
妻
(
つま
)
の
皓體
(
かうたい
)
が
氣懸
(
きがか
)
りさに、
大盡
(
だいじん
)
ましぐらに
奧
(
おく
)
の
室
(
ま
)
へ
駈込
(
かけこ
)
むと、
漸
(
やつ
)
と
颯
(
さつ
)
と
赤
(
あか
)
く
成
(
な
)
つて、
扱帶
(
しごき
)
を
捲
(
ま
)
いて
居
(
ゐ
)
る
處
(
ところ
)
。
物狂
(
ものくる
)
はしく
取
(
と
)
つて
返
(
かへ
)
せば、
畫師
(
ゑし
)
も
其
(
そ
)
の
畫
(
ゑ
)
も
何處
(
どこ
)
へやら。
画の裡
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
御案じ申ばかり兎角私は
氣懸
(
きがか
)
りなりと女房の
咄
(
はな
)
しを聞て長八は眉に皺を寄成程夫は氣に懸るは道理なり己も屑買はすれどもナニ不正の品を買ものか併し何にしても變な事と小首を
傾
(
かたむ
)
けしが
否
(
いな
)
是は質物を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
きがか(氣懸)の例文をもっと
(2作品)
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