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がてうごゑ
ふりがな文庫
“がてうごゑ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
鵞鳥聲
50.0%
鷲鳥聲
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鵞鳥聲
(逆引き)
此
(
この
)
次
(
つぎ
)
は
如何
(
いか
)
なる
人
(
ひと
)
が
出
(
で
)
るだらうと、
私
(
わたくし
)
は
春枝夫人
(
はるえふじん
)
と
語
(
かた
)
りながら一
方
(
ぽう
)
の
倚子
(
ゐす
)
に
倚
(
よ
)
りて
眺
(
なが
)
めて
居
(
を
)
つたが、
暫時
(
しばらく
)
は
何人
(
たれ
)
も
出
(
で
)
ない、
大方
(
おほかた
)
今
(
いま
)
の
鵞鳥聲
(
がてうごゑ
)
の
婦人
(
ふじん
)
の
爲
(
た
)
めに
荒膽
(
あらぎも
)
を
※
(
ぬ
)
かれたのであらう。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
がてうごゑ(鵞鳥聲)の例文をもっと
(1作品)
見る
鷲鳥聲
(逆引き)
春枝夫人
(
はるえふじん
)
も
頻
(
しき
)
りに
辭退
(
じたい
)
して
居
(
を
)
つたが
彼男
(
かのをとこ
)
も一
旦
(
たん
)
言
(
い
)
ひ
出
(
だ
)
した
事
(
こと
)
とて
仲々
(
なか/\
)
後
(
あと
)
へは
退
(
ひ
)
かぬ。
幾百
(
いくひやく
)
の
人
(
ひと
)
は
益々
(
ます/\
)
拍手
(
はくしゆ
)
する。
此時
(
このとき
)
忽
(
たちま
)
ち
私
(
わたくし
)
の
横側
(
よこがは
)
の
倚子
(
ゐす
)
で
頻
(
しき
)
りに
嘲笑
(
あざわら
)
つて
居
(
を
)
る
聲
(
こゑ
)
、それは
例
(
れい
)
の
鷲鳥聲
(
がてうごゑ
)
の
婦人
(
ふじん
)
だ。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
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