“かずかぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
数限66.7%
數限33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
サクラ号はめちゃめちゃに破壊はかいされて、大小数限かずかぎりもない木片は、落花のごとく砂上にちっていた。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
うちにどうも兵士へいしとほる事は千人だか数限かずかぎりなく、また音楽おんがくきこえますると松火たいまつけてまゐりますが、松火たいまつをモウちとしいとぞんじましたが、どうもトツプリれて
牛車 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
「はい。そればかりではありません。世界せかいにはわたしどものらないことが數限かずかぎりなくあります。——ちひさなところでひと威張ゐばつてゐることの」
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
カルナックのいしよりちひさいものは、フランスに數限かずかぎりなくありますが、かはつて面白おもしろいのは行列石ぎようれつせき(ありにゅまん)とでもしようするもので、六七尺ろくしちしやくから十二三尺じゆうにさんじやくくらゐのたかさのいし幾百いくひやくとなく
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)