“かいが”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
怪訝83.3%
繪畫8.3%
凱歌8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
およそ人種または時代を異にせる芸術に接して能くその性質を明かにせんと欲すればづそのものに密接して怪訝かいがの念を去らしむるにあり。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
それではこの時代じだい繪畫かいがといふものはのこつてゐるかといひますと、もちろんふすま唐紙からかみき、じくにしたなどは、この時代じだいにはないばかりでなく
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
さらにロンドンには古代こだい繪畫かいがばかりをあつめた博物館はくぶつかんだとか、肖像畫しようぞうが專門せんもんならべた博物館はくぶつかんだとか、ロンドンかんする歴史れきし材料ざいりようあつめた博物館はくぶつかんだとか
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
わたしは非常なつかれと静けさを感じたが……ジナイーダの面影おもかげは相変らず飛びめぐって、わたしのたましいの上に凱歌かいがを奏していた。ただしその面影も、いつかひとりでに安らいできたように見えた。
はつ恋 (新字新仮名) / イワン・ツルゲーネフ(著)