“うりね”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
売価66.7%
賣値33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私はこれには感心しましたので、波夷羅神将の出来上がった時、百五十円の売価うりねを附けることが不当とは少しも思いませんでした。
「さう聞けばぢやないよ。実際さうなるんだよ。」とバルザツクは大きな頭をつた。「この外に劇場以外から入る収入が先づ五千法。それから脚本一冊の売価うりねが三法として三万部で、ざつと……」
金解禁きんかいきん我國わがくに輸出貿易ゆしゆつぼうえきにどんな影響えいきやうあたへるかとふと爲替相場かはせさうば下落げらくする道程だうていおいては日本品にほんひん賣値うりねどう一であつてもこれを
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
それで日本にほんける賣値うりねやすくなる道理だうりであるがしか事實じじつ爲替相場かはせさうば騰貴とうきするだけ輸出品ゆしゆつひん賣値うりね低落ていらくするものではないのである。昨年さくねんぐわつ金解禁準備きんかいきんじゆんび着手以來ちやくしゆいらい生糸貿易きいとぼうえき實況じつきやうると
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
また反對はんたい爲替相場かはせさうば騰貴とうき道程だうていにある場合ばあひには日本品にほんひん賣値うりねげずにどう一としておくには輸入國ゆにふこく貨幣買値くわへいかひね段々だん/\引上ひきあげてたかはすことになるのであるから商賣しやうばいがしにくくなることは事實じじつである。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)