売価うりね)” の例文
私はこれには感心しましたので、波夷羅神将の出来上がった時、百五十円の売価うりねを附けることが不当とは少しも思いませんでした。
「さう聞けばぢやないよ。実際さうなるんだよ。」とバルザツクは大きな頭をつた。「この外に劇場以外から入る収入が先づ五千法。それから脚本一冊の売価うりねが三法として三万部で、ざつと……」