トップ
>
うばたま
ふりがな文庫
“うばたま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
烏羽玉
88.9%
烏円
3.7%
射干玉
3.7%
烏夜玉
3.7%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
烏羽玉
(逆引き)
「……
後
(
あと
)
には、
園
(
その
)
が、うき思い、かかれとてしも
烏羽玉
(
うばたま
)
の、世の味気なさ、身一つに、結ばれ、とけぬ
片糸
(
かたいと
)
の、くりかえしたる独りごと……」
花と龍
(新字新仮名)
/
火野葦平
(著)
うばたま(烏羽玉)の例文をもっと
(24作品)
見る
烏円
(逆引き)
さればよ
殿
(
との
)
聞き給へ。
妾
(
わらわ
)
が名は
阿駒
(
おこま
)
と呼びて、この天井に棲む鼠にて
侍
(
はべ
)
り。またこの猫は
烏円
(
うばたま
)
とて、この
辺
(
あたり
)
に棲む
無頼猫
(
どらねこ
)
なるが。
兼
(
かね
)
てより妾に
懸想
(
けそう
)
し、道ならぬ
戯
(
たわぶ
)
れなせど。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
妾
去
(
いぬ
)
る日
烏円
(
うばたま
)
めに、無態の恋慕しかけられて、
已
(
すで
)
に
他
(
かれ
)
が
爪
(
つめ
)
に掛り、絶えなんとせし玉の緒を、黄金ぬしの
御情
(
おんなさけ
)
にて、不思議に
繋
(
つな
)
ぎ候ひしが。
彼
(
かの
)
時わが
雄
(
おっと
)
は
烏円
(
うばたま
)
のために、非業の死をば遂げ給ひ。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
うばたま(烏円)の例文をもっと
(1作品)
見る
射干玉
(逆引き)
足から膝まで光線に浸って、着ている物の柄さえ読める。あたりを
罩
(
こ
)
める
射干玉
(
うばたま
)
の夜陰に、なんのことはない、まこと悪夢の一場面であった。
釘抜藤吉捕物覚書:06 巷説蒲鉾供養
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
うばたま(射干玉)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
烏夜玉
(逆引き)
思い
懸
(
がけ
)
なく
閉籠
(
とじこめ
)
て
黒白
(
あやめ
)
も分かぬ
烏夜玉
(
うばたま
)
のやみらみっちゃな小説が出来しぞやと我ながら肝を
潰
(
つぶ
)
してこの書の巻端に序するものは
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
うばたま(烏夜玉)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
ぬばたま
ヌバタマ
うはたま
うばだま