“うけたまは”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
92.3%
拜承2.6%
承知2.6%
拜諾2.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「さア、あつしはこれでも町方の御用をうけたまはつて居ります。泥棒の言ひなりになつて、そんな大事な品を、惡者に渡してやれとは申し兼ねます」
えら結納ゆひなふのお取交とりかはせも致さんと言れて忠兵衞むね撫下なでおろし夫拜承うけたまは安堵あんどしました實は云々これ/\若旦那に誓つて置し事なればし御承知しようちのない時は如何いかゞなさんとはらの中で一方ならず心配を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
打聞く忠兵衞わたりに船とて大いに喜び拜承うけたまはりたるお身の上一人娘を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
取し盜賊ぬすびと先達さきだつて穀屋方より願ひに依て杉戸屋富右衞門がすで御仕置おしおきに成しと承知うけたまはる然らば又候ほかに平兵衞を殺した者出る時は御奉行を始め御役人の落度おちどならんかして覺えも無き拙者を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
揚げにはかの破談は如何した事と親子二個が一かたならず心配致して居し所ろ今拜諾うけたまはりしお話しにて吾儕わたしが無き名を負たりし次第はきつぱりわかりましたが今此事を親父さんに話しを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)