拜承うけたまは)” の例文
新字:拝承
えら結納ゆひなふのお取交とりかはせも致さんと言れて忠兵衞むね撫下なでおろし夫拜承うけたまは安堵あんどしました實は云々これ/\若旦那に誓つて置し事なればし御承知しようちのない時は如何いかゞなさんとはらの中で一方ならず心配を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
打聞く忠兵衞わたりに船とて大いに喜び拜承うけたまはりたるお身の上一人娘を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
休むる其の爲に明日は花見にゆくければ必ずあしくな思ひ給ひそと和郎そなたよりして言て呉て流石さすが孝子かうしとけ安く答へにければ忠兵衞もそれ拜承うけたまはり何より安心かくと申さば御兩親もさぞお喜びなさる可し夫では明日お辨當べんたうの支度も致せばおともには店の和吉を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)