“いんしやう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
印象80.0%
殷昌20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
全体ぜんたい綜合そうがふしたところで、わたしあたまのこつた印象いんしやうふのは——はじめての出会であひ小川町をがはちやうあたりの人込ひとごみのなかであつたらしく、をんなそで名刺めいしでも投込なげこんだのがそもそもの発端はじまりで、二度目どめおなとほりつたとき
背負揚 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
午後の七時の印象いんしやうはかくてに入る。
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
N君の家は東京の郊外にあるから、これはどうにか損害をかうむらずにゐるらしい。併し親戚しんせき知己は幾人も東京の殷昌いんしやう区域内に住んでゐる。それらの人々は到底駄目だらうといふことを話しあふ。
日本大地震 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)