“いんしょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
印象75.0%
引証12.5%
尹賞6.3%
陰性6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、それらは、べつにこころふか印象いんしょうをとどめなかったけれど、ただひとつ、わすれられないものがあった。
公園の花と毒蛾 (新字新仮名) / 小川未明(著)
即ち何不足なく驚愕安然あんぜんとしてられるのを有難く存じ奉る義と心得あるべからんに、密夫みっぷを引入れてからに、何うも酒肴さけさかなをとり引証いんしょうをするのみならず、安眠たる事は有るまからんと存奉候ぞんじたてまつりてそろ
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
彼の知る尹賞いんしょう梁緒りょうしょへ宛てたものである。姜維はそれを矢にくくって、天水城のうちへ射込んだ。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「この通り、城内の尹賞いんしょう梁緒りょうしょも姜維と通謀しています。どう処置いたしましょう」
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
例えば女子の天性を男子よりも劣るものとしたため、女は陰性いんしょうなり、陰は暗しなど、漠然たる精神論を根本にして説を立つるが如きは、妄漫無稽ぼうまんむけいと称すべきなれども
日本男子論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)