“引証”の読み方と例文
読み方割合
いんしょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白石一流の文章と引証いんしょうで、つぶさにしたためた書を読み終ると、松平源次郎は目礼して、それをふところに納めました。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
即ち何不足なく驚愕安然あんぜんとしてられるのを有難く存じ奉る義と心得あるべからんに、密夫みっぷを引入れてからに、何うも酒肴さけさかなをとり引証いんしょうをするのみならず、安眠たる事は有るまからんと存奉候ぞんじたてまつりてそろ
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)