“いはゐ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:イハヰ
語句割合
磐井33.3%
岩井33.3%
石井33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちょうどこの磐井いはゐのをつた地方ちほうに、いま石人せきじん石馬せきばおほのこつてゐるのは面白おもしろいことです。(第五十五圖だいごじゆうごず
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
筑後ちくごにはむかし繼體天皇けいたいてんのう御時おんとき磐井いはゐといふつよひとがをつて、朝鮮ちようせん新羅しらぎくに同盟どうめいして、天皇てんのうめいそむいたので、とう/\征伐せいばつされてしまひましたが、このひときてゐる時分じぶんから、いしでおはかつく
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
水源みなもとを、岩井いはゐ大沼おほぬまおこすとふ、浦川うらかはけたはしわたつたころである。
続銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
次に佐佐宜の王は、伊勢の神宮をいつきまつりたまひき。この御世に、竺紫つくしの君石井いはゐ、天皇の命に從はずしてゐや無きこと多かりき。