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いつかいめ
ふりがな文庫
“いつかいめ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
一階目
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一階目
(逆引き)
此
(
こ
)
の
一階目
(
いつかいめ
)
の
床
(
ゆか
)
は、
今
(
いま
)
過
(
よぎ
)
つた
野
(
の
)
に、
扉
(
とびら
)
を
建
(
た
)
てまはしたと
見
(
み
)
るばかり
広
(
ひろ
)
かつた。
短
(
みじか
)
い
草
(
くさ
)
も
処々
(
ところ/″\
)
、
矢間
(
やざま
)
に
一
(
ひと
)
ツ
黄色
(
きいろ
)
い
月
(
つき
)
で、
朧
(
おぼろ
)
の
夜
(
よ
)
も
同
(
おな
)
じやう。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
天守
(
てんしゆ
)
の
礎
(
いしずゑ
)
の
土
(
つち
)
を
後脚
(
あとあし
)
で
踏
(
ふ
)
んで、
前脚
(
まへあし
)
を
上
(
うへ
)
へ
挙
(
あ
)
げて、
高
(
たか
)
く
棟
(
むね
)
を
抱
(
いだ
)
くやうに
懸
(
か
)
けたと
思
(
おも
)
ふと、
一階目
(
いつかいめ
)
の
廻廊
(
くわいらう
)
めいた
板敷
(
いたじき
)
へ、ぬい、と
上
(
のぼ
)
つて
其
(
そ
)
の
外周囲
(
そとまはり
)
をぐるりと
歩行
(
ある
)
いた。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
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