“いちにかい”の漢字の書き方と例文
語句割合
一二回100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たゞ其一生そのいつしようあひだ一二回いちにかいしか出會であはないはずのものに、たま/\出會であつた場合ばあひもつと大切たいせつであるから、さういふ性質せいしつ地震ぢしんであるかいなかを最初さいしよ一瞬間いつしゆんかんおい判定はんていすることは
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
しかしながら震原距離しんげんきより三十里さんじゆうり以上いじようにもなると、初動しよどうなり緩漫かんまんになつて一秒間いちびようかん一二回いちにかい往復振動おうふくしんどうになり、さら距離きよりとほくなるとつひには地震動ぢしんどう最初さいしよ部分ぶぶんかんじなくなつて
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
其上そのうへ危險性きけんせいびた大地震だいぢしん出會であふといふのは、ひと一生いつしようあひだおいおほくて一二回いちにかいにしかないはずであるから、われ/\が出會であところ地震ぢしんほとんど全部ぜんぶたいしたものでないといふことがいへる。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)