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『鬼無菊』
ふりがな文庫
『
鬼無菊
(
きなしぎく
)
』
信州の戸隠山麓なる鬼無村という僻村は、避暑地として中々佳い土地である、自分は数年前の夏のこと脚気の為め、保養がてらに、数週間、此地に逗留していた事があった。 或日の事、自分は昼飯を喫べて後、あまりの徒然に、慰み半分、今も盛りと庭に咲乱れてい …
著者
北村四海
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約2分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
喫
(
た
)
過
(
すご
)
為
(
た
)
枝
(
し
)
起
(
おこ
)
徒然
(
とぜん
)
前
(
ぜん
)
家居
(
いえい
)
堪
(
た
)
最早
(
もう
)
未
(
ま
)
懸
(
かか
)
後
(
のち
)
土地
(
ところ
)
矢張
(
やはり
)
経
(
へ
)
何
(
なん
)
間
(
あいだ
)
或
(
ある
)
直
(
す
)
脚気
(
かっけ
)
活
(
い
)
此地
(
ここ
)
萎
(
しお
)
逗留
(
とうりゅう
)
未
(
いま
)
有様
(
ありさま
)
幸
(
さいわい
)
丁度
(
ちょうど
)
中々
(
なかなか
)
何処
(
どこ
)
佳
(
よ
)
信州
(
しんしゅう
)
僻村
(
へきそん
)
先刻
(
さっき
)
咲乱
(
さきみだ
)
書中
(
しょちゅう
)
従兄
(
いとこ
)
心持
(
こころもち
)
恰度
(
ちょうど
)
一体
(
いったい
)
戸隠
(
とがくし
)
手折
(
たお
)
昨日
(
きのう
)