病勢びょうせい)” の例文
子供こどもは、日増ひましにつのる病勢びょうせいのために、手足てあしはやせて、まったくの、ほねかわばかりになって、るさえ痛々いたいたしかったのでした。
雲と子守歌 (新字新仮名) / 小川未明(著)
いよいよわたくし病勢びょうせいおもって、もうとてもむずかしいとおもわれましたときに、わたくし枕辺まくらべすわってられるははかってたのみました。
そして、それといっしょにご病勢びょうせいもどっとご危篤きとくになってきました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)