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鼻
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ばな
ふりがな文庫
“
鼻
(
ばな
)” の例文
「
兄
(
にい
)
さんは
何
(
ど
)
うしました」と聞いた。梅子はすぐ此陳腐な質問に答へる義務がないかの如く、しばらく椽
鼻
(
ばな
)
に
立
(
た
)
つて、
庭
(
には
)
を
眺
(
なが
)
めてゐたが
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
やせこけたほお、高いワシ
鼻
(
ばな
)
、太いまゆ、ギョロリとした目、大きな口、長い白ひげ、モジャモジャのしらが頭……。
魔法人形
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
眉の太い、
怒
(
いか
)
り
鼻
(
ばな
)
のがあり、
額
(
ひたい
)
の広い、
顎
(
あご
)
の
尖
(
とが
)
った、
下目
(
しため
)
で
睨
(
にら
)
むようなのがあり、
仰向
(
あおむ
)
けざまになって、
頬髯
(
ほおひげ
)
の中へ、煙も出さず葉巻を
突込
(
つッこ
)
んでいるのがある。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
その人は長いステッキを手に持っていて、その使いかたも知っているようです。なにしろ、大きなかぎ
鼻
(
ばな
)
で、みにくい口をしたその人は、おそろしいほどいかめしい
顔
(
かお
)
つきをしているのですから。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
“鼻”の意味
《名詞》
(はな)身体の嗅覚を認識するための器官。顔のほぼ中央部に隆起し、呼吸のための穴を備える。
(出典:Wiktionary)
“鼻”の解説
鼻(はな)は、動物の器官のひとつで、嗅覚をつかさどる感覚器、そして呼吸をするための呼吸器である。飲食物はじめにおいを嗅ぐ点で、口の補助的役割も務める。
(出典:Wikipedia)
鼻
常用漢字
小3
部首:⿐
14画
“鼻”を含む語句
鼻頭
鼻梁
鼻垂
鼻面
鼻孔
獅子鼻
鼻端
犢鼻褌
鼻汁
酸鼻
鼻腔
鼻先
目鼻立
鼻白
前鼻緒
象鼻
水鼻
鼻髯
鼻緒
鼻唄
...