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鼻端
ふりがな文庫
“鼻端”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はなさき
66.7%
はなつぱし
11.1%
はなつら
11.1%
びたん
11.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はなさき
(逆引き)
谷の下の方の林の中から一疋の大きな野猪が不意に出て来て、半兵衛の
鼻端
(
はなさき
)
に触るように係蹄の傍へ往った。半兵衛は鉄砲をかまえた。
山の怪
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
鼻端(はなさき)の例文をもっと
(6作品)
見る
はなつぱし
(逆引き)
そして、
鼻端
(
はなつぱし
)
で旅人の埃だらけの足の甲を撫でた。
散文詩
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
鼻端(はなつぱし)の例文をもっと
(1作品)
見る
はなつら
(逆引き)
多分ひどい
寒
(
かん
)
が来さうなので、嘆いてゐるのであらう。犬は体を己の足に摩り寄せて、
鼻端
(
はなつら
)
を突き出して、耳を立てて、闇の中に気を配つてゐる。
樺太脱獄記
(新字旧仮名)
/
ウラジミール・ガラクティオノヴィチ・コロレンコ
(著)
鼻端(はなつら)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
びたん
(逆引き)
それもそのはず、葉
摺
(
ず
)
れを
戦
(
そよ
)
がしつつ、のそ、のそ、と巨大な
身躯
(
しんく
)
に背うねりを見せながら近づいて来る生き物がある。満身は
金毛黒斑
(
きんもうこくふ
)
、針のごとき
鼻端
(
びたん
)
の毛と、鏡のような
双眸
(
そうぼう
)
は
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鼻端(びたん)の例文をもっと
(1作品)
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“鼻端”の意味
《名詞》
(びたん)鼻の先。
(びたん、はなっぱし)負けん気。
(出典:Wiktionary)
鼻
常用漢字
小3
部首:⿐
14画
端
常用漢字
中学
部首:⽴
14画
“鼻”で始まる語句
鼻
鼻緒
鼻汁
鼻頭
鼻唄
鼻面
鼻梁
鼻息
鼻孔
鼻腔
“鼻端”のふりがなが多い著者
ウラジミール・ガラクティオノヴィチ・コロレンコ
谷崎潤一郎
田中貢太郎
石川啄木
吉川英治