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香合
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かうがふ
ふりがな文庫
“
香合
(
かうがふ
)” の例文
先日
(
せんじつ
)
歳暮
(
せいぼ
)
に
参
(
まゐ
)
つたら
松
(
まつ
)
と
梅
(
うめ
)
の
地紋
(
ぢもん
)
のある
蘆屋
(
あしや
)
の
釜
(
かま
)
を
竹自在
(
たけじざい
)
に
吊
(
つ
)
つて、
交趾
(
かうち
)
の
亀
(
かめ
)
の
香合
(
かうがふ
)
で
仁清
(
にんせい
)
の
宝尽
(
たからづく
)
しの
水指
(
みづさし
)
といふので一ぷく
頂戴
(
ちやうだい
)
しました。
七福神詣
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
僕はいつか伊賀の
香合
(
かうがふ
)
に
図々
(
づうづう
)
しくも枯淡な芭蕉を感じた。禅坊主は度たび褒める代りに
貶
(
けな
)
す言葉を使ふものである。ああ云ふ心もちは芭蕉に対すると、僕等にもあることを感ぜざるを得ない。
続芭蕉雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
料理屋
(
れうりや
)
を
經營
(
けいえい
)
したり、
子供
(
こども
)
芝居
(
しばゐ
)
に
手
(
て
)
を
出
(
だ
)
したり、
大衆物
(
たいしうもの
)
もかくし、
現代物
(
げんだいもの
)
もいゝし、
戲曲
(
ぎきよく
)
、
將棋
(
しやうぎ
)
、
香合
(
かうがふ
)
、
女人藝術
(
によじんげいじゆつ
)
、
左傾
(
さけい
)
、
等々
(
とう/\
)
、
三上
(
みかみ
)
の
神出鬼沒
(
しんしゆつきぼつ
)
が、
辟易
(
へきえき
)
する
位
(
くらゐ
)
に——
世間語
(
せけんご
)
からいへば、
氣
(
き
)
が
若
(
わか
)
く
長谷川時雨が卅歳若かつたら
(旧字旧仮名)
/
直木三十五
(著)
“香合”の解説
香合(こうごう)とは、香を収納する蓋付きの小さな容器。茶道具の一種であり、また仏具の一種でもある。香蓋とも書かれるが当て字。また合子(ごうす、ごうし)ともいう。
(出典:Wikipedia)
香
常用漢字
小4
部首:⾹
9画
合
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
“香”で始まる語句
香
香具師
香気
香港
香炉
香華
香奠
香花
香水
香爐