トップ
>
陷入
>
おちい
ふりがな文庫
“
陷入
(
おちい
)” の例文
新字:
陥入
上げ
恐
(
おそ
)
れながら申上ます其儀は私し一向に
覺
(
おぼ
)
え御座りません然るに高田の役所に於て
數度
(
すど
)
の
拷問
(
がうもん
)
に
逢
(
あ
)
ひ
骨々
(
ほね/″\
)
も
碎
(
くだ
)
け苦痛に
堪兼
(
たへかね
)
是非なく
無實
(
むじつ
)
の罪に
陷入
(
おちい
)
りし所又々
再應
(
さいおう
)
の御吟味
誠
(
まこと
)
に有難仕合せに存じ奉ります
訴訟人
(
そしようにん
)
憑司
(
ひようじ
)
は
現在
(
げんざい
)
私しの伯父ゆゑ如何成前世の
業因
(
ごふいん
)
かと存じ
斷念
(
あきらめ
)
無實
(
むじつ
)
の
罪
(
つみ
)
に
服
(
ふく
)
せしと申立ければ越前守殿是を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
天の
作
(
な
)
せる
禍
(
わざは
)
ひは猶去可し自から
作
(
な
)
せる禍ひは
避
(
さく
)
可からずとは雖も爰に
寶永
(
はうえい
)
七年九月廿一日北の町奉行中山
出雲守殿
(
いづものかみどの
)
の掛りにて
奸賊
(
かんぞく
)
村井長庵が惡計に
陷入
(
おちい
)
り遂には
寃
(
むじつ
)
横難
(
わうなん
)
に罹り
入牢
(
じゆらう
)
し果は
牢死
(
らうし
)
に及びぬる彼道十郎は
舊
(
もと
)
吉良家
(
きらけ
)
の
藩士
(
はんし
)
なる
岩瀬舍人
(
いはせとねり
)
とて御近習へ出仕し天晴武文も心懸有し者なりしが不※した事の
譯柄
(
わけがら
)
にて今は浪人と
成
(
なり
)
名
(
な
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
陷
部首:⾩
11画
入
常用漢字
小1
部首:⼊
2画
“陷”で始まる語句
陷
陷穽
陷落
陷沒
陷込
陷穴