“開(あら)” の例文
持統天皇はその御願を継いで即位二年無遮(むしゃ)の大会(だいえ)を設け給い、同十一年「癸亥(みづのとゐ)、公卿(くぎやう)百寮、仏眼(ほとけのまなこ)を開(あら)はしまつる。会(をがみ)を薬師寺に設く」(書紀)。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
「はい、同役とも相談をいたしまして、昨日(きのう)にも塞(ふさ)ごうと思いました、部屋(と溜(たまり)の事を云う)の炉(ろ)にまた噛(かじ)りつきますような次第にござります。」と中腰になって、鉄火箸(かなひばし)で炭を開(あら)けて
朱日記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)