“言開”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いいひらき40.0%
いひひら20.0%
いいひら20.0%
ことひらき20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「む、何ね、そうか、濡れてるか、そうだろう。医者がひやしてくれたから。」と、なじられて言開いいひらきをする者のような弱い調子で、努めて平気を装って言った。
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
塗付ぬりつくべしとのたくみにて申上候事やと存じ奉つり候とわざ驚怖おどろきたる容子ようすに申立双方さうはう眞僞しんぎ判然わからざるより道十郎と突合つきあはせ吟味に相成し處佞奸邪智ねいかんじやちの長庵が辯舌べんぜつ云昏いひくるめられ道十郎も種々しゆ/″\言開いひひらくと雖も申口相分らず長庵は只町役人へ預けにてさがり道十郎は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
此の力ある言開いいひらきには余も殆どひるまんとす
血の文字 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
この言開ことひらきねがはくば聞き給ひねと。
歌よ、ねがふは (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)