“いひひら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
言開33.3%
辨解33.3%
辯解33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
塗付ぬりつくべしとのたくみにて申上候事やと存じ奉つり候とわざ驚怖おどろきたる容子ようすに申立双方さうはう眞僞しんぎ判然わからざるより道十郎と突合つきあはせ吟味に相成し處佞奸邪智ねいかんじやちの長庵が辯舌べんぜつ云昏いひくるめられ道十郎も種々しゆ/″\言開いひひらくと雖も申口相分らず長庵は只町役人へ預けにてさがり道十郎は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
くれた女に離縁状は勿論もちろん持參金ぢさんきんなどは少しも返す事成ずいざ公事師くじしにても何でも連て來るべし此方よりこそ願ひ出べきと思ふ處なり此久兵衞が相手になれば奉行所へ出樣が公方樣くばうさまの御前であらうが立派りつぱ言開いひひらきて見せるサア/\いづれとも勝手にせられよと大聲にのゝしりければ佐兵衞八五郎の兩人は心中に此處こゝへ後藤先生を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
この時かの美しき淑女、罪を辨解いひひらく人のごとく 一一八—
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
わが辯解いひひらかんため自ら責むるその事をもて我を責めず、かつわがまことを告ぐるを見む、そはかの聖なる樂しみをわれ今除きていへるに非ず 一三六—一三八
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)