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銭
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ぜぜ
ふりがな文庫
“
銭
(
ぜぜ
)” の例文
旧字:
錢
「
女
(
おなご
)
ほど詰らんもんおへんな、ちょっとええ目させて
貰
(
もろ
)
たと
思
(
おも
)
たら十九年の辛棒や。
阿呆
(
あほ
)
らし! なんぼ
銭
(
ぜぜ
)
くれはってももう御免どす」
高台寺
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
彼女は一生懸命にお
銭
(
ぜぜ
)
の
必用
(
ひつよう
)
と、物品購買のことを説ききかせて、こういう細長い、まん中に穴のあいているのが
天保銭
(
てんぽうせん
)
で、それに丸いので穴のあいてるのを一つつけると
旧聞日本橋:02 町の構成
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
『へ、へ、へ! どうだ、好い音がするぢやらうが! かういふお
銭
(
ぜぜ
)
をたんまり儲けるのに、仕事といへばたんだ一つきりさ!』『悪魔!』と、ペトゥローが躍起になつて叫んだ。
ディカーニカ近郷夜話 前篇:04 イワン・クパーラの前夜
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
子供 小父ちゃん! お
母
(
っか
)
ちゃんがね、仁丹おくれって。お
銭
(
ぜぜ
)
持って来たよ、これ。
安重根:――十四の場面――
(新字新仮名)
/
谷譲次
、
林不忘
(著)
「ハハン。この家のおっさんのガッチリして御座るのには呆れた。両方儲かる話が、わからんチウタラ打出の小槌でたたいても
銭
(
ぜぜ
)
の出んアタマや……ハハン。買うて下はらぬ位なら他の店へ行くわい」
近世快人伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
▼ もっと見る
ころがしゃお
銭
(
ぜぜ
)
がなにもかもくれる。
まざあ・ぐうす
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
“銭”の解説
銭(せん、zh: 錢/钱 qián チエン、전 チョン)は、東アジアのいくつかの国の通貨である。
「銭」(旧字体「錢」)は元は農具の「鋤」を意味する漢字だったが、鍬形の貨幣があったことから貨幣の意味に転じた。通貨としては複数の意味があるが、主に
100円。
質量1銭(=匁)の銀の価値。10両にも等しい。
の2つの系統の意味がある。
(出典:Wikipedia)
銭
常用漢字
小6
部首:⾦
14画
“銭”を含む語句
金銭
小遣銭
端銭
守銭奴
銭糧
銭湯
剰銭
小銭
口銭
釣銭
一銭
借銭
銭儲
五十銭
青銭
銭入
三銭
楡銭
小使銭
賽銭箱
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