“五十銭”のいろいろな読み方と例文
旧字:五十錢
読み方割合
オテカン40.0%
ギザイチ40.0%
にぶ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かと思うと、キング、講談倶楽部、富士、主婦ママ友、講談雑誌の月遅れ新本五冊とりまぜて五十銭オテカン、これは主に戎橋通の昼夜銀行の前で夜更けて女給の帰りを当てこむのだ。
放浪 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
その夜、その女といっしょに千日前の寿司捨で寿司を食べ、五十銭ギザイチで行けと交渉した自動車で女のアパートへ行った。
(新字新仮名) / 織田作之助(著)
一室ひとまだとたちぎぎがしたいなぞと、気をんだ女中が居たそうで、茶代が五十銭にぶ
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)