“五十日”の読み方と例文
読み方割合
いか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
五月の五日が五十日いかの祝いにあたるであろうと源氏は人知れず数えていて、その式が思いやられ、その子が恋しくてならないのであった。
源氏物語:14 澪標 (新字新仮名) / 紫式部(著)
三月になると空もうららかな日が続き、六条院の若君の五十日いかの祝い日も来た。色が白くて、美しいかわいい子でもう声を出して笑ったりするのであった。院がおいでになって
源氏物語:36 柏木 (新字新仮名) / 紫式部(著)
五十日いかのために源氏は明石へ使いを出した。
源氏物語:14 澪標 (新字新仮名) / 紫式部(著)