トップ
>
道連
>
みちづ
ふりがな文庫
“
道連
(
みちづ
)” の例文
こんなうるさい
蠅
(
はい
)
でも、
道連
(
みちづ
)
れとなれば
懐
(
なつ
)
かしく
思
(
おも
)
はれたかして、
木曾
(
きそ
)
の
蠅
(
はい
)
のことを
發句
(
ほつく
)
に
讀
(
よ
)
んだ
昔
(
むかし
)
の
旅人
(
たびゞと
)
もありましたつけ。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
その
羽
(
は
)
ばたきには、
初
(
はじ
)
めの
間
(
あひだ
)
こそ、こちらでもびっくりしますが、しかしだん/\
進
(
すゝ
)
むにしたがつて、むしろ
鳥
(
とり
)
が
飛
(
と
)
びたつのも、
道連
(
みちづ
)
れが
出來
(
でき
)
たように
懷
(
なつ
)
かしくなるものです。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
すると、かもめは、
急
(
いそ
)
ぐ
翼
(
つばさ
)
をゆるくして、からすとしばらくの
間
(
あいだ
)
道連
(
みちづ
)
れになりました。
馬を殺したからす
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
あの犬たちは、楽しいにつけ苦しいにつけ、わたしたちの友だちであり、
道連
(
みちづ
)
れであった。そしてわたしにとっては、わたしのさびしい身の上にとっては、このうえないなぐさめであった。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
小次郎が豊前小倉まで下るのをよい
道連
(
みちづ
)
れと頼んで、途中、大坂表に預けてある権叔父の遺骨を受け取り、郷里の宿題をひと片づけつけて、かたがた、年久しく怠っていた祖先の年忌やら
宮本武蔵:07 二天の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
道
常用漢字
小2
部首:⾡
12画
連
常用漢字
小4
部首:⾡
10画
“道”で始まる語句
道
道理
道程
道化
道傍
道具
道行
道路
道中
道端