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遊女
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ゆうじょ
ふりがな文庫
“
遊女
(
ゆうじょ
)” の例文
男舞
(
おとこまい
)
を余興にすることが流行となってから——
遊君
(
ゆうくん
)
、
遊女
(
ゆうじょ
)
の一派として、白拍子なる一階級が、新たに、世相にうかび出している。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
湯女
(
ゆな
)
、
遊女
(
ゆうじょ
)
、掛茶屋の
茶酌女
(
ちゃくみおんな
)
等は、公然と多くの人に接しるから、美貌はすぐと拡まった。
明治美人伝
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
京師
(
けいし
)
の、
花
(
はな
)
を
翳
(
かざ
)
して
過
(
すご
)
す
上臈
(
じょうろう
)
達
(
たち
)
はいざ
知
(
し
)
らず、
天下
(
てんか
)
の
大将軍
(
だいしょうぐん
)
が
鎮座
(
ちんざ
)
する
江戸
(
えど
)
八百八
町
(
ちょう
)
なら、
上
(
うえ
)
は
大名
(
だいみょう
)
の
姫君
(
ひめぎみ
)
から、
下
(
した
)
は
歌舞
(
うたまい
)
の
菩薩
(
ぼさつ
)
にたとえられる、よろず
吉原
(
よしわら
)
千の
遊女
(
ゆうじょ
)
をすぐっても
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
僕は
子供心
(
こどもごころ
)
に、
維新
(
いしん
)
のころ世に名高き
遊女
(
ゆうじょ
)
の
談
(
はなし
)
を敬服して聞いたことがある。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
毛利方のお船手が十人余り兵糧船から
上陸
(
あが
)
って、三木城のお侍衆と一緒についそこの
遊女
(
ゆうじょ
)
町で飲んでおるということでございますし、そのほかだいぶ見かけない侍衆が町をあるいておる様子ゆえ
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“遊女”の意味
《名詞》
遊女(ゆうじょ)
宿場などの宴会で歌舞をしたり、色を売ることを業とする者。遊び女。
公許された遊郭の娼婦。
(出典:Wiktionary)
“遊女”の解説
遊女(ゆうじょ、あそびめ)は、遊廓や宿場で男性に性的サービスをする女性のことで、娼婦、売春婦の古い呼称。「客を遊ばせる女」と言う意味が一般的である。
(出典:Wikipedia)
遊
常用漢字
小3
部首:⾡
12画
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
“遊女”で始まる語句
遊女宿
遊女屋
遊女狂
遊女町
遊女街
遊女買