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造
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ミヤツコ
ふりがな文庫
“
造
(
ミヤツコ
)” の例文
さうして
年々
(
トシドシ
)
頻繁に、氏神
其外
(
ソノホカ
)
の神々を祭つてゐる。
其度毎
(
ソノタビゴト
)
に、家の
語部
(
カタリベ
)
大伴
ノ
語
(
カタリ
)
ノ
造
(
ミヤツコ
)
の
嫗
(
オムナ
)
たちを呼んで、
之
(
コレ
)
に
捉
(
ツカマ
)
へ
処
(
ドコロ
)
もない
昔代
(
ムカシヨ
)
の物語りをさせて、
氏人
(
ウヂビト
)
に傾聴を
強
(
シ
)
ひて居る。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
大化改新は、今まで国々を治めてゐた
国
(
クニ
)
ノ
造
(
ミヤツコ
)
から、宗教上の力を奪つて、政治上の勢力をも、自ら失はせた。改新以後は、従来国造と呼んでゐたものを、郡領と称するやうになつた。
古代人の思考の基礎
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
即、其家の伝来の職業に関する呪詞で、天子から仰せられなければならぬものを、其団長或は族長から言ふ様になるのだ。其が同時に、それらの所謂
伴
(
トモ
)
ノ
造
(
ミヤツコ
)
が、沢山の部民を率ゐる原因になるのだ。
日本文学の発生:――その基礎論――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“造”の意味
《名詞》
(みやつこ) 古代の姓の一つ。渡来系技術者集団の統率者をはじめとする伴造)系の氏族に与えられた。そのうちの有力氏族の多くは天武朝に連に改姓された。
(出典:Wiktionary)
“造”の解説
造(みやつこ)とは、日本古代の姓。
(出典:Wikipedia)
造
常用漢字
小5
部首:⾡
10画
“造”を含む語句
構造
造作
製造
石造
創造
御新造様
御新造
木造
国造
新造
煉瓦造
造花
贋造
造化
粗造
酒造
末造
無造作
捏造
醸造
...