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転
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うつ
ふりがな文庫
“
転
(
うつ
)” の例文
旧字:
轉
幾年
(
いくとせ
)
聞かざりしその声ならん。宮は危みつつも
可懐
(
なつか
)
しと見る目を覚えず
其方
(
そなた
)
に
転
(
うつ
)
せば、鋭く
睼
(
みむか
)
ふる貫一の
眼
(
まなこ
)
の
湿
(
うるほ
)
へるは、既に
如何
(
いか
)
なる涙の催せしならん。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
朕
(
わ
)
が
一二二
けんぞくのなすところ、人の
福
(
さいはひ
)
を見ては
転
(
うつ
)
して
禍
(
わざはひ
)
とし、世の
治
(
をさま
)
るを見ては
乱
(
みだれ
)
を
発
(
おこ
)
さしむ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
かくて不毛をアバラケ、それよりカハラケと
転
(
うつ
)
して呼ぶに及んだでなかろうか。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
いと好く咲きたる枝を飽かず見上げし母の目は、この時漸く娘に
転
(
うつ
)
りぬ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
妻の足の
痛
(
いたみ
)
は
忽
(
たちま
)
ち下腹に
転
(
うつ
)
りて、彼は得堪へず笑ふなりけり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
転
常用漢字
小3
部首:⾞
11画
“転”を含む語句
転覆
移転
転々
寝転
転倒
転生
廻転
回転
運転手
突転
一等運転士
転寝
自転車
輾転
有為転変
転輾
化転
転手古舞
寐転
宛転
...