“貫目(がんめ)” の例文
私(わたくし)たちはそれを汀(みぎわ)まで持(も)って行って洗(あら)いそれからそっと新聞紙に包(つつ)みました。大きなのは三貫目(がんめ)もあったでしょう。掘り取るのが済(す)んであの荒(あら)い瀬(せ)の処(ところ)から飛(と)び込(こ)んで行くものもありました。
イギリス海岸 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
浴衣(ゆかた)の上だけれど、紋の着いた薄羽織(うすばおり)を引(ひっ)かけて居たが、扨(さ)て、「改めて御祝儀を申述べます。目の下二尺(しゃく)三貫目(がんめ)は掛(かか)りませう。」とて、……及(およ)び腰(ごし)に覗(のぞ)いて魂消(たまげ)て居る若衆(わかいしゅ)に目配(めくば)せで頷(うなずか)せて
伯爵の釵 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)