“譯故”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
わけゆへ50.0%
わけゆゑ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
未開社會に於ては井戸ゐどる術、水道をまうくる術も無き譯故わけゆへ、コロボツクルの如きも、水の入用にうようかんじたる時には必ず川邊に至りしならん。遺跡ゐせきより發見はつけんする所の土器の中には椀形わんがたのもの少からず。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
何事なにごとおさまりのつき、今日けふ一人ひとりでおちようずにもかれるやうになりました、みぎ譯故わけゆゑ手間てまどり、昨日きのふうちまするときも、がわく/\して何事なにごとおもはれず、あとにておもへばしまりもけず
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)