“故譯”の読み方と例文
読み方割合
わざ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
尋ねけるに二三年以前相果あひはて娘お節は親類しんるゐへ引取れし由ゆゑ偖々さて/\變り果たる浮世かなとつぶやきながら鞠子まりこ宿しゆくこえ宇都谷たうげかゝりしにつた細道ほそみち時雨しぐれ來て心ほそくもうつゝにも夢にも人に逢ぬ辿たどり/\て岡部よりはや藤枝ふぢえだに來りし頃あとになり先になりあやなる者二三人付そひ來れば故譯わざ相良街道さがらかいだうへは這入はひらず既に瀬戸川迄來りし時日は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)