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見参
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けんざん
ふりがな文庫
“
見参
(
けんざん
)” の例文
旧字:
見參
「
売僧
(
まいす
)
、ちん
鴨
(
かも
)
の
座興
(
ざきょう
)
にしては
折檻
(
せっかん
)
が過ぎようぞ、眉間傷が夜鳴き致して
見参
(
けんざん
)
じゃ。大慈大悲の
衣
(
ころも
)
とやらをかき合せて出迎えせい」
旗本退屈男:06 第六話 身延に現れた退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
前田利家はこの戦以前に信長の怒りにふれている事があったので、その償いをするのは此時と計り、
直
(
ただち
)
に敵の首を一つ得て
見参
(
けんざん
)
に容れたが信長は許さない。
桶狭間合戦
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
見参
(
けんざん
)
、
見参
(
けんざん
)
などゝ
元気
(
げんき
)
づいて、
説明
(
せつめい
)
を
待
(
ま
)
つまでもない、
此
(
こ
)
の
山深
(
やまふか
)
く
岩魚
(
いはな
)
のほかは、
予
(
かね
)
て
聞
(
き
)
いた
姫鱒
(
ひめます
)
にておはすらむ、カバチエツポでがんせうの、と
横歩行
(
よこある
)
きして
見
(
み
)
に
立
(
た
)
つ
勢
(
いきほ
)
ひ。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
このゆえにその日放課後、
番町
(
ばんちょう
)
の花岡家へたちよって林の中の蜂の巣に
見参
(
けんざん
)
した時
苦心の学友
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
“見参”の解説
見参(けんざん/げざん)とは目上の人に会うことである。現在は対面・面会の謙譲語として用いられる。ここでは日本史における臣従儀礼としての見参を中心に解説する。
(出典:Wikipedia)
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
参
常用漢字
小4
部首:⼛
8画
“見”で始まる語句
見
見惚
見物
見出
見下
見上
見送
見透
見做
見当