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行事
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ぎょうじ
ふりがな文庫
“
行事
(
ぎょうじ
)” の例文
「
余事
(
よじ
)
ではございませんが、毎年、
武田家
(
たけだけ
)
の
行事
(
ぎょうじ
)
として行われてまいりましたところの、
武州
(
ぶしゅう
)
御岳
(
みたけ
)
における
兵法大講会
(
へいほうだいこうえ
)
の
試合
(
しあい
)
の
儀
(
ぎ
)
」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それで、まず
故郷
(
こきょう
)
のヴェルムランドのことから書いてみようと思いました。あそこにはおもしろい話や
行事
(
ぎょうじ
)
がたくさんある。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
これだけのことが決まったのは、その日もやがて午に近い頃で、月番の
行事
(
ぎょうじ
)
や近所の人達がお照の家に寄り集まっていろいろに評定を
凝
(
こ
)
らしたが、差し当りはどうするという分別も付かなかった。
半七捕物帳:19 お照の父
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
また、若き人たちの
血気
(
けっき
)
を、ことなかれと、きょくりょくおさえ
止
(
と
)
めていた
伊那丸
(
いなまる
)
や
民部
(
みんぶ
)
も、なんのくろうなく、
大講会
(
だいこうえ
)
二
日
(
か
)
目
(
め
)
の
行事
(
ぎょうじ
)
を
見納
(
みおさ
)
めしたにちがいない。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
若君
(
わかぎみ
)
、昨夜もお願いいたしたとおり、
兵法大講会
(
へいほうだいこうえ
)
は
故信玄公
(
こしんげんこう
)
が
甲斐
(
かい
)
の
武風
(
ぶふう
)
をあくまで天下にしめされた
行事
(
ぎょうじ
)
、われわれが
生涯
(
しょうがい
)
の思い出ともいたしとう
存
(
ぞん
)
じますゆえ
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
と、毎日が
行事
(
ぎょうじ
)
の式やら
御遊
(
ぎょゆう
)
であった。遠い王朝の頃とくらべれば、ずいぶん略されてはいても、二条内裏の諸門は飾り
競
(
きそ
)
う車馬の群れで朝夕、
霞立
(
かすみた
)
つばかりであった。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
おもてむき故人の遺徳に
報
(
むく
)
う
行事
(
ぎょうじ
)
として、以後は年々行われたが、初めのほどは、まだ足利幕府の力もよわく、三代将軍の
義満
(
よしみつ
)
の治にいたるまでは、なお南北両朝の争いも絶えぬありさまだったので
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“行事”の意味
《名詞》
行 事(ぎょうじ)
日を定めて行う儀式や催し。
(出典:Wiktionary)
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
事
常用漢字
小3
部首:⼅
8画
“行”で始まる語句
行
行燈
行方
行李
行衛
行灯
行脚
行水
行者
行末