“霞立”の読み方と例文
読み方割合
かすみた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、毎日が行事ぎょうじの式やら御遊ぎょゆうであった。遠い王朝の頃とくらべれば、ずいぶん略されてはいても、二条内裏の諸門は飾りきそう車馬の群れで朝夕、霞立かすみたつばかりであった。
霞立かすみた空殿くうでん
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)