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萬圓
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まんゑん
ふりがな文庫
“
萬圓
(
まんゑん
)” の例文
新字:
万円
此大勢
(
このたいせい
)
を
以
(
もつ
)
て
推算
(
すゐさん
)
すると、
朝鮮
(
てうせん
)
、
臺灣等
(
たいわんとう
)
の
輸入超過
(
ゆにふてうくわ
)
を
合算
(
がつさん
)
しても、
年末迄
(
ねんまつまで
)
には一
億
(
おく
)
六七千
萬圓
(
まんゑん
)
と
云
(
い
)
ふ
大凡
(
おほよそ
)
の
豫想
(
よさう
)
が
付
(
つ
)
いたのであつた。
金解禁前後の経済事情
(旧字旧仮名)
/
井上準之助
(著)
今迄
(
いままで
)
もよく
法螺
(
ほら
)
を
吹
(
ふ
)
いて
私
(
わたくし
)
を
欺
(
だま
)
したもんです。それに
今度
(
こんど
)
東京
(
とうきやう
)
へ
出
(
で
)
て
來
(
き
)
た
用事
(
ようじ
)
と
云
(
い
)
ふのが
餘
(
よ
)
つ
程
(
ぽど
)
妙
(
めう
)
です。
何
(
なん
)
とか
云
(
い
)
ふ
蒙古王
(
もうこわう
)
のために、
金
(
かね
)
を二
萬圓
(
まんゑん
)
許
(
ばかり
)
借
(
か
)
りたい。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
一
方
(
ぱう
)
貿易外
(
ぼうえきぐわい
)
の
受取超過額
(
うけとりてうくわがく
)
が
毎年
(
まいとし
)
一
億
(
おく
)
六七千
萬圓
(
まんゑん
)
あるから
大體
(
だいたい
)
に
於
(
おい
)
て
昨年
(
さくねん
)
の
海外支拂勘定
(
かいぐわいしはらひかんぢやう
)
は
受取勘定
(
うけとりかんぢやう
)
で
償
(
つぐな
)
ひ
得
(
う
)
ることとなつたのである。
金解禁前後の経済事情
(旧字旧仮名)
/
井上準之助
(著)
さうして
結局
(
けつきよく
)
節約額
(
せつやくがく
)
が一
億
(
おく
)
二千五百
萬圓
(
まんゑん
)
餘
(
あま
)
りであつて
特別會計
(
とくべつくわいけい
)
の一
億
(
おく
)
三千四百
萬圓
(
まんゑん
)
の
節約額
(
せつやくがく
)
を
合算
(
がつさん
)
すると二
億
(
おく
)
六千
萬圓
(
まんゑん
)
餘
(
よ
)
となる。
金解禁前後の経済事情
(旧字旧仮名)
/
井上準之助
(著)
萬
部首:⾋
12画
圓
部首:⼞
13画
“萬圓”で始まる語句
萬圓位
萬圓程