英吉えいきち)” の例文
すぐに、女神めがみは、んで、英吉えいきちっている、やぶれかけたふねのほばしらのいただきにきてとまりました。そして、きよらかなひとみで、したをみつめました。
海の踊り (新字新仮名) / 小川未明(著)
と、今夜主税の机のわきに、河野英吉えいきちが、まだ洋服の膝も崩さぬさきから
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
と、英吉えいきちがいひました。
ふしぎな池 (新字旧仮名) / 豊島与志雄(著)
そして、日暮ひぐがたから、幾分いくぶんうみうえが、おだやかになったので、英吉えいきちは、よろこんで、りくほうへ、あらんかぎり、うでちかられてこぎだしました。
海の踊り (新字新仮名) / 小川未明(著)
英吉えいきちは、これらのちらちらする火影ほかげを、とおくからながめました。そして、しんせつな人々ひとびとこころづくしに感謝かんしゃしました。
海の踊り (新字新仮名) / 小川未明(著)