“英吉利式”の読み方と例文
読み方割合
イギリスしき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
英吉利式イギリスしきの頭は、この箱の中でこれから雲へ昇ろうとする。心細いひげに、世をび古りた記念のためと、大事に胡麻塩ごましおを振り懸けている先生は、あの箱の中でこれから暗い所へ落ちつこうとする。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)