“芭蕉翁”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ばしょうおう58.3%
はせををう16.7%
ばせををう16.7%
ばせをおう8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さよう、小名木川おなぎがわの五本松は芭蕉翁ばしょうおうが川上とこの川しもや月の友、と吟じられたほどの絶景ゆえけいたりがたくていたりがたき名木めいぼくでしょう。
散柳窓夕栄 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
その「枯野抄」といふ小説は、芭蕉翁ばせををう臨終りんじゆうに会つた弟子でし達、其角きかく去来きよらい丈艸ぢやうさうなどの心持をゑがいたものである。
前達まへたち芭蕉翁ばせをおういたことがりませう。あの芭蕉翁ばせをおう木曾きそんだ發句ほつくいしりつけてあります。そのふる石碑せきひ馬籠まごめむらはづれにてゝあります。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)