“艶(にほひ)” の例文
旧字:艷
外(と)の方に麗(うるは)しき声して、此の軒しばし恵ませ給へといひつつ入り来るを、奇(あや)しと見るに、年は廿(はたち)にたらぬ女の、顔容(かほかたち)三一髪(かみ)のかかりいと艶(にほひ)やかに、三二遠山ずりの色よき衣(きぬ)着(き)て
客(まらうど)も主(あるじ)もともに酔(ゑひ)ごこちなるとき、真女子(まなご)杯(さかづき)をあげて、豊雄にむかひ、八八花精妙(はなぐはし)桜が枝の水に八九うつろひなす面(おもて)に、春吹く風を九〇あやなし、梢(こずゑ)九一たちぐく鶯(うぐひす)の九二艶(にほひ)ある声していひ出づるは