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自戒
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じかい
ふりがな文庫
“
自戒
(
じかい
)” の例文
ここにおいてわが
輩
(
はい
)
は日々の
心得
(
こころえ
)
、
尋常
(
じんじょう
)
平生
(
へいぜい
)
の
自戒
(
じかい
)
をつづりて、自己の
記憶
(
きおく
)
を新たにするとともに同志の人々の考えに
供
(
きょう
)
したい。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
全軍の上に立つ秀吉としては、ようやく
倦
(
う
)
み
疲
(
つか
)
れやすくなっている士気に対して、細心な注意をしながら、しかもその細心をおもてに現わすまいと
自戒
(
じかい
)
していた。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
とすれば、おまえの血と汗の
籠
(
こも
)
った言葉だ。言葉は普通でも内容には
沸々
(
ふつふつ
)
と熱いものが
沸
(
わ
)
いている。
戒
(
いまし
)
めとして永く大事にこの言葉の意味の
自戒
(
じかい
)
を
保
(
も
)
ち合って行こう。
巴里のむす子へ
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
しかし、こういっただけで、
若
(
も
)
し、その事実ありとしても、その当人達は、
充分
(
じゅうぶん
)
、
自戒
(
じかい
)
してくれると思う。
頼
(
たの
)
むから諸君、二度と俺にこんなことを、言わさないでくれ。終りッ
オリンポスの果実
(新字新仮名)
/
田中英光
(著)
私はおまえのいうことを素直に
受容
(
うけい
)
れる。だが、この言葉はまた、おまえ自身、
頑
(
かたくな
)
な現実の壁に行き
当
(
あた
)
って、さまざまに苦しみ抜いた果ての体験から来る
自戒
(
じかい
)
の言葉ではあるまいか。
巴里のむす子へ
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
▼ もっと見る
これが、この出陣に際しての、信長の
自戒
(
じかい
)
であった。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“自戒”の意味
《名詞》
自戒(じかい)
自分の言動を戒めること。
(出典:Wiktionary)
自
常用漢字
小2
部首:⾃
6画
戒
常用漢字
中学
部首:⼽
7画
“自”で始まる語句
自分
自
自然
自棄
自惚
自由
自暴
自家
自動車
自宅