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腹巻
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はらまき
ふりがな文庫
“
腹巻
(
はらまき
)” の例文
旧字:
腹卷
錠銀がこぼれださないように
腹巻
(
はらまき
)
をしめなおし、壺は風呂敷に包んで首に括りつけ、
繩梯子
(
なわばしご
)
をつたって甲板へ降りて行った。
呂宋の壺
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
月のいい
夏
(
なつ
)
の
晩
(
ばん
)
でした。
牛若
(
うしわか
)
は
腹巻
(
はらまき
)
をして、その上に
白
(
しろ
)
い
直垂
(
ひたたれ
)
を
着
(
き
)
ました。そして
黄金
(
こがね
)
づくりの
刀
(
かたな
)
をはいて、
笛
(
ふえ
)
を
吹
(
ふ
)
きながら、
五条
(
ごじょう
)
の
橋
(
はし
)
の
方
(
ほう
)
へ
歩
(
ある
)
いて行きました。
牛若と弁慶
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
使女A
銀鋲
(
ぎんびょう
)
の着いた冑を冠り、緋の袍の上へ、銀と真鍮とで造った
腹巻
(
はらまき
)
をしめ、濡れ
烏
(
がらす
)
よりも黒い髪の毛を右と左の肩に垂らし、それを片手でなぶりなぶり小声で歌を唄うていた二十七
レモンの花の咲く丘へ
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「まだ
腹巻
(
はらまき
)
をしているじゃないか? それをこっちへとって見せろ。」
将軍
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
刀を
検
(
しら
)
べ、
腹巻
(
はらまき
)
を締め直し、
草鞋
(
わらじ
)
の緒まで気を配っていた。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“腹巻”の解説
腹巻(はらまき)は、日本の鎧の一形式。
(出典:Wikipedia)
腹
常用漢字
小6
部首:⾁
13画
巻
常用漢字
小6
部首:⼰
9画
“腹”で始まる語句
腹
腹這
腹立
腹癒
腹掛
腹痛
腹鼓
腹匍
腹部
腹背