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銀鋲
ふりがな文庫
“銀鋲”の読み方と例文
読み方
割合
ぎんびょう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぎんびょう
(逆引き)
なにをいいふくめられたか、
蛾次郎
(
がじろう
)
は、
卜斎
(
ぼくさい
)
から、
銀鋲
(
ぎんびょう
)
のスペイン
短銃
(
たんじゅう
)
と一
両
(
りょう
)
ほどの
金子
(
きんす
)
をもらって、すっかり仕事をのみこんでしまった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
前なるお美津は、小鼓に
八雲琴
(
やくもごと
)
、六人ずつが両側に、ハオ、イヤ、と拍子を取って、
金蒔絵
(
きんまきえ
)
に
銀鋲
(
ぎんびょう
)
打った欄干づき、
輻
(
やぼね
)
も漆の車屋台に、
前囃子
(
まえばやし
)
とて楽を奏する、その十二人と同じ風俗。
南地心中
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
使女A
銀鋲
(
ぎんびょう
)
の着いた冑を冠り、緋の袍の上へ、銀と真鍮とで造った
腹巻
(
はらまき
)
をしめ、濡れ
烏
(
がらす
)
よりも黒い髪の毛を右と左の肩に垂らし、それを片手でなぶりなぶり小声で歌を唄うていた二十七
レモンの花の咲く丘へ
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
銀鋲(ぎんびょう)の例文をもっと
(4作品)
見る
銀
常用漢字
小3
部首:⾦
14画
鋲
漢検準1級
部首:⾦
15画
“銀”で始まる語句
銀
銀杏
銀杏返
銀色
銀座
銀貨
銀河
銀簪
銀行
銀泥
“銀鋲”のふりがなが多い著者
吉川英治
国枝史郎
泉鏡花